生涯健康であるために

姿勢

疲れが取れないのは、筋肉のエネルギー源の1つでもある乳酸が流れにくく、溜まってしまっている状態だからなのです。

 

同じ姿勢を取り続けることで、使いすぎている筋肉は緊張状態になります。逆に、動かさない筋肉は血行が悪くなるため、乳酸が流れず溜まってしまうことに。それが疲労となって体に現れてくるのが、疲労のメカニズムです。

 

同じ姿勢を取り続ける必要があるときは、正しい姿勢を意識することと、合間に膝の屈伸や首を回すストレッチ、軽い体操を入れたり、トイレに立つ際に伸びをしたりして、血行を良くすることが大切です。


休養

身体を横たえたからといって、それが休養になるというわけではありません。例えば、お風呂やマッサージなどで心と身体の両面をリフレッシュすることが、本当の意味での休養につながるといえます。実際に心療内科では温泉療法といって温泉に入り、うつ病を改善するという働きかけも行われています。

 

お風呂は浮力や水圧、水温によって身体の血行を良くする効果があり、温泉は自然の豊富なミネラルを体内に吸収いてくれるので、体内の老廃物も流してリフレッシュに効果的。おすすめは、身体に負担を掛けない程度な少しぬるめのお湯に入ることです。


睡眠

睡眠中は成長ホルモンが分泌されたり、身体の栄養を蓄える大切な時間です。身体を休めるレム睡眠、脳を休めるノンレム睡眠は、90分で1セットの周期を繰り返しますので、一番バランス良く休める6~7,5時間を目安に眠るといいとされています。

 


運動

疲れている際には、逆に少し運動することで、身体の乳酸の流れが良くなり、疲れが取れるという効果もあります。誰でも出来るラジオ体操やゆっくりなペースでもウォーキングなどには効果がありますので、是非試してみて下さい。全体的に筋肉が柔らかくなります。


食事

食事で大切なのは、3大栄養素・ビタミン・ミネラル・アミノ酸。人間の身体は6割は水分ではありますが、細胞・組織が正常に働くためには寄り良い栄養素が必須です。身近に乗ってる車でも、ハイオクガソリンの方が車は長持ちします。三食をなるべく毎日同じ時間に摂ること、焦らずにゆっくり咀嚼すること。そして疲労回復に効果があるといわれるビタミンB1を多く含む豚肉や枝豆、胚芽米、柑橘系の果物を口にすることです。

あわせてビタミンB2が豊富なサバやししゃも、小松菜を摂取することもおススメします。血液サラサラ促進はねぎ系など。